節約と資産運用を考えるブログ

将来のために、節約と資産運用をはじめました。 まだまだ勉強中ですので、誤った情報があると思いますので、ご注意ください。

吉野家ホールディングスの財務データをご紹介します。


1.PLデータ
まずは、PLデータです。
吉野家PL

売上高は増加傾向です。
各利益は2016年2月決算に減少しましたが、その後は増加傾向です。



2.配当データ
次に、配当データです。
吉野家配当

配当金は20円と一定です。
なお、2013年9月に1株につき100株の株式分割をしています。
2013年の中間配当は1株1,000円でしたが、分割後と比較しやすいように、1株10円で表示しています。

配当性向は低下傾向です。
2017年2月決算までは配当性向が100%を超えていましたが、2018年2月決算では87%に低下しました。
配当性向が100%を下回りましたが、まだ高い水準です。


吉野家ホールディングスは株主優待も設けています。
100株から999株を保有している場合、半年に一度、300円サービス券が10枚もらえます。


3.BSデータ
次に、BSデータです。
吉野家BS

総資産は増加傾向ですが、純資産は停滞気味です。
その結果、株主資本比率はやや低下傾向となっています。


4.CFデータ
次に、CFデータです。
吉野家CF

営業CFはプラス、投資CFはマイナスです。
財務CFは2017年2月決算まではプラスとなっており、返済よりも借入が多い状況が続いていました。
しかし、2018年2月決算ではマイナスとなり、借入よりも返済のほうが多くなっています。

投資CFのマイナスは、出店に伴う固定資産の取得が主な原因のようです。
「投資活動によるキャッシュ・フローは、はなまる、海外セグメント等における積極的な出店により、有形固定資産の取得による支出が74億61百万円(前連結会計年度は76億99百万円の支出)となった結果、83億79百万円の支出(前連結会計年度は65億26百万円の支出)となりました。」
「平成30年2月期 決算短信」、4ページより引用。

5.まとめ

売上高と利益が増加傾向です。
2017年2月決算までは、配当性向が100%を超えており、財務CFのプラスが続いていました。
しかし、2018年2月決算では利益が増加した結果、配当性向が100%を下回りました。
そして、財務CFがマイナスになりました。

2018年2月決算では各財務データが良い方向に動きました。
この傾向が継続できるかに注目です。

ダイサンの財務データをご紹介します。


1.PLデータ
まずは、PLデータです。
ダイサンPL

売上高・利益ともに、減少傾向です。
特に、2015年4月決算に大きく減少しました。


2.配当データ
次に、配当データです。
ダイサン配当



配当金は2015年4月を除いて、26円と一定です。
配当性向は、純利益が減少しているため、2017年4月以降は上昇しています。
2018年4月決算では42%ですが、今後上昇しすぎないかを注意する必要があります。


3.BSデータ
次に、BSデータです。
ダイサンBS



総資産は減少傾向で、純資産は停滞傾向です。
その結果、株主資本比率は上昇傾向となっています。

2018年4月決算での株主資本比率は80.9%ですので、財務的な安定性は高そうです。


4.CFデータ
次に、CFデータです。
ダイサンCF

営業CFはプラス、財務CFはマイナスです。
投資CFは2016年4月決算はプラスでしたが、それ以外はマイナスです。

2016年4月決算の投資CFがプラスになっているのは、「投資有価証券の売却による収入」624,204千円が主な原因です。
また、財務CFのマイナスは、「自己株式の取得による支出」の△903,952千円が主な原因です。
投資有価証券を売却してできた資金で、自己株式を取得したようです。
株主還元の一環でしょうか。



5.まとめ

純利益が減少傾向であるため、配当性向は上昇しております。
しかし、株主資本比率は上昇しており、財務的な安定性は高そうです。

今後の売上高と利益の推移に注目です。

ココスジャパンの財務データをご紹介します。


1.PLデータ
まずは、PLデータです。
ココスPL

売上高は停滞傾向です。
2017年3月決算までは、利益も停滞傾向でした。
しかし、2018年3月決算では、各利益が大きく減少しています。

利益が大きく減少したのは、食材原価、人件費、水道光熱費の増加が原因のようです。
「利益面につきましては、食材原価の上昇、アルバイト時給単価の上昇等による人件費増、エネルギーコストの上昇等が影響し、前年同期比で減益となりました。」
「2018年3月期 決算短信」、2ページより引用。
決算短信に記載されているPLを見ると、売上高△0.4%に対して、売上原価△0.3%、販売費及び一般管理費2.0%となっています。
売上高の減少に応じて、売上原価は低下していますが、販売費及び一般管理費は増加しています。
その点から考えると、人件費増や水道光熱費増加の影響が大きそうです。


2.配当データ
次に、配当データです。
ココス配当

配当金は変化なく、24円です。
2018年3月決算は、純利益が減少したため、配当性向が48%まで上昇しました。

ココスジャパンは株主優待を設けています。
100株から199株を持っている株主は、下記の2点がもらえます。
  • 半年に一度、1,000円(500円2枚)の食事券
  • 飲食代金の5%割引カード(ストックホルダーシルバーカード)
ココスをよく利用する方にはうれしいですね。


3.BSデータ
次に、BSデータです。
ココスBS

総資産と純資産ともに、停滞傾向または微増です。
株主比率が80%程度と高くなっています。


4.CFデータ
次に、CFデータです。
ココスCF

営業CFは大きくプラス、投資CFと財務CFはマイナスとなっています。
本業でお金を稼ぎ、投資と借入金の返済に回すという資金繰りができているようです。
営業CFのプラスに比べて、投資CFと財務CFのマイナスが小さいので、フリーCFはプラスです。


5.まとめ

売上高は停滞傾向ですが、人件費や水道光熱費の増加により、2018年3月決算は利益が減少しました。
配当金は24円を維持していますが、配当性向は上昇しており、配当の継続性に注意が必要です。

利益率が低いためか、費用の増減が利益の増減につながりやすいようです。
人件費と水道光熱費は、石油市場や労働市場によって変動するため、企業内でコントロールしきれません。
今後の業績を考えるうえで、日本経済の状況に注目する必要がありそうです。

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