下記の本を使用し、過去問を解いてきました。



どのような試験でもいえることですが、出題パターンはあります。
全体の出題パターンを事前に知っていれば、時間配分なども決められるので、有効です。

この記事では、統計検定2級の出題パターンを整理してみます。


私の印象では、3部構成という感じです。

  1. グラフの読み取り
  2. 確率や推定の計算問題
  3. 応用的な検定
最初のパートは、グラフの読み取りです。
度数分布表、箱ひげ図、ヒストグラム、散布図、コレログラムなどを組み合わせて、
読み取れる正しい内容を選択するという問題です。

多少の計算問題も含まれていますが、
中央値の計算や、ラスパイレス指数の計算などです。

ここは時間をかけずに、全問正解を目指したいパートです。


パート2は、主に計算問題です。
期待値や分散、ベイズの定理など、確率に関する計算問題。
また、正規分布やポアソン分布などに当てはめて計算する問題などです。

計算が多くなるので、時間が必要です。
また、問題文が長くなるので、何が問われているのかを理解するのにも時間がかかります。
一瞬で解けるような問題もあれば、考えすぎて泥沼にはまるような問題もあります。
かなり厄介なパートです。


パート3は、応用的な検定問題。
回帰分析、1元配置分散分析、母集団比較、適合度の検定などが該当します。

扱っている内容は応用的な内容ですが、試験問題としては比較的簡単です。
例えば、回帰分析であれば、出力された結果を正しく読み解くだけです。
1元配置分散分析、母集団比較、適合度の検定は、正しい検定量を選択する問題もあるので、
検定量の計算式は覚えている必要があります。
しかし、問題文もシンプルな形なので、問題を見た瞬間に、何が問われているかは分かりやすいです。
その点が、パート2よりも解きやすい理由です。



さて、試験当日はどのように解いていきましょうか。
試験時間は90分なので、下記のような時間配分を考えています。
  1. パート1:20分くらいで全問正解を目指す。
  2. パート3:20分くらいで全問正解を目指す。
  3. パート2:20分くらいでわかる問題を確実に解く。
  4. 見直し:20分くらいかけて、じっくりと見直す。
パート1とパート3は得点源と位置づけています。
できるだけ時間をかけずに、解き進めたいです。

パート2は泥沼を避けながら、分かる問題を選別したいと思います。

特に重要なのが、見直し時間と考えています。
マークシートなので、単純な計算ミスや選択ミスであっても部分点はありません。
「いかに高得点を取るか」よりも、「いかにミスをなくすか」という点を重視したいです。



こんなことを書いていると本番らしくなってきますね。
緊張してきました(`・д・´)



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