株を始めると、色々な制度があることを知ります。
最近、貸株をはじめましたので、紹介します。


1.貸株とは?
貸株(かしかぶ)とは、自分が持っている株を証券会社に貸し出す制度です。
お金を貸したときに金利がもらえるように、貸株をしても金利がもらえます。

利回りは株によってそれぞれですが、高いものだと10%超、多くは1%くらいです。
全部の銘柄が貸株できるわけでなく、貸株されていない銘柄もあります。

貸株をしていると、配当金や株主優待がもらえない点は注意が必要です。
ただし、貸株の条件は証券会社によって異なるかもしれませんが、
貸株の中止はいつでもできるようです。
そのため、
  • 配当金や株主優待の権利落ち日だけ貸株を中止する。
  • 貸株を中止し、株を売却する。
ということは、自由にできそうです。



2.何で貸株金利がもらえるのか?

利回りが10%を超えるとなると、少し怪しい話のように聞こえます。
ということで、まずは、貸株の全体像を図にまとめてみました。

貸株
上の図の左側が貸株制度です。
株保有者が証券会社に株を貸し出します。
そして、証券会社から銘柄に応じた金額をもらいます。

なぜ証券会社は金利を払ってまで株を借りたいのでしょうか?
その理由が図の右側です。
信用取引をしているトレーダーは自分が保有している以上の株を売却することがあります。
そのとき、証券会社から株を借りて、売却をします。
そして、手数料を証券会社に払います。

証券会社は手数料を儲けることができるので、貸株制度で金利を払ってでも株を借りたいのです。



3.貸株のリスク・デメリット

図のような貸株制度の全体像が分かると、貸株のリスクも分かります。
証券会社が金利を払ってでも借りたい銘柄は、信用取引トレーダーが手数料を払ってでも売りたい銘柄です。
何かしら売却要因がある銘柄なので、株価が下落する可能性があります。
貸株制度を利用して金利として100円をもらっても、株価自体が100円以上下落している可能性もあります。

リスクやデメリットをまとめると、下記のような点でしょうか。
  • 貸株金利が高い銘柄は、株価下落しやすい銘柄?
  • 配当金や株主優待がもらえない。
  • 配当金に対する課税ではなく、雑収入に対する課税となる。
1点目は説明したとおりです。
ただし、貸株していても売却はできるので、金利を得るためのリスクをとるかという判断ですね。

2点目は配当金や株主優待がもらえない点です。
ただし、権利落ち日だけ貸株を中止することもできます。
また、配当金相当を金利としてもらえることもあるようです。

3点目は税金のデメリットです。
貸株金利は雑収入になるようです。
そのため、配当金相当の金利をもらっても、税金が多くなります。


こんな感じのリスクとデメリットはありますが、
頻繁に売却しない方には新しい収入源になるのではないでしょうか。




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