株価が大暴落したコロナショックから1年になります。
1年前に大きく下落した株価も元の水準に戻り、さらに上昇しています。

これから株価がどう動くかは分かりませんが、中長期的な動向を意識しておくことが重要かと思います。
中長期的な動向を基本としつつ、コロナショックによる政策の影響がどうなるか

下記のグラフは、2000年1月を100とする各指標の推移です。
物価、株価、為替

まずは物価を見てみましょう。
青色のアメリカの物価は155まで上昇しているのに対し、
オレンジの日本の物価は102とほとんど変化していません。
この20年間、アメリカはインフレが進んでいるので、現金で持っているだけでは損をしていることになります。
日本は物価が変化していないので、現金で持っているだけでも問題はないですね。


次に株価を見てみましょう。
灰色のNYダウは大きく274まで上昇しています。
リーマンショックのあった2008年などに一時的に100を割り込みますが、
多くの期間で上回っています。
つまり、株での運用有利な状況が続きました。

他方、黄色の日経平均は2000年から2015年まで100を割り込む期間が続きます。
それ以降は100を超え、2020年以降は急上昇しています。
私はアベノミクス期に株での運用を始めたので、順調な相場しか経験していませんが、
状況によっては15年間利益が出ない場合もあるということですね。


最後に為替です。
ドル円も上下はしますが、最終的には98になっており、変動はほとんどなしです。
為替だけで運用というのは厳しそうですね。



以上の点から、今後の運用に生かせそうな点は、
  1. 過去20年間では、アメリカ株での運用が安定していた。
  2. 最近の日本株は調子が良いが、過去15年間利益が出ない時期もあった。
  3. 過去20年間では、為替での長期運用はできなかった。
  4. 過去20年間、アメリカの物価は上昇を続けるが、日本の物価は変動がない
これらは歴史的事実なので、現在の経済状況も、将来の経済状況も、上記の推移が前提となります。
このトレンドを動かす力(財政政策、金融政策、技術、制度、災害、疫病など)が働くと、
上記の4点から変更が生じることになります。


例えば、2000年から2012年までの日経平均のトレンドは停滞でしたが、
その後上昇トレンドに変わりました。
この原因は、アベノミクスによる財政政策と金融政策の変更です。

また、2008年から2019年までのNYダウは上昇トレンドでしたが、
一時的に大きく下降トレンドになりました。
この原因は、新型コロナウイルスによるものです。
その後のNYダウは上昇し、元のトレンド上に戻ったようにも見えます。


こんな感じで、トレンドを動かす力に注意することで、
中長期的な資産運用の参考になるかと考えています。


最近注目するトレンドを動かす力は、
  • 利子率上昇
  • コロナ終息による政策変更
この辺りでしょうか(*・ω・)ノ



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