三菱マテリアル株式会社の財務データをご紹介します。
1.PLデータ
まずは、PLデータです。
売上高は、2017年3月決算までは減少していましたが、2018年3月決算では増加しています。
営業利益・経常利益・純利益ともに、2017年3月決算までは減少し、2018年3月決算では増加しています。
経常利益が営業利益よりも多い点が特徴的ですが、営業外収益である受取配当金が多いことが原因のようです。
2.配当データ
次に、配当データです。
3.BSデータ
次に、BSデータです。
総資産は停滞傾向ですが、純資産はやや増加傾向です。
株主資本比率も上昇傾向で、2018年3月決算では33%になりました。
4.CFデータ
次に、CFデータです。
営業CFは大きくプラス、投資CFはマイナス、財務CFはマイナスとなっております。
本業でお金を稼ぎ、投資や借金返済に回すという理想的な資金繰りと言えるのではないでしょうか。
2016年3月決算では財務CFが大きくマイナスとなっていますが、借入金の返済が原因です。
2018年3月決算では、投資CFが大きくマイナスとなっていますが、設備投資が原因です。
5.まとめ
純利益は各年度の特殊要因により増減していますが、営業利益は増加傾向となっています。
配当金が大きく増加傾向ですが、配当性向は50%未満ですので、まだ増加する余地はありそうです。
また、2020年期末決算までは、1株当たり80円の配当を継続する方針のようなので、配当の安定性も期待できます。
1.PLデータ
まずは、PLデータです。
売上高は、2017年3月決算までは減少していましたが、2018年3月決算では増加しています。
営業利益・経常利益・純利益ともに、2017年3月決算までは減少し、2018年3月決算では増加しています。
経常利益が営業利益よりも多い点が特徴的ですが、営業外収益である受取配当金が多いことが原因のようです。
2.配当データ
次に、配当データです。
配当金は、2年連続で大きく増加しており、2018年3月決算では80円となりました。
配当性向も上昇傾向ですが、2018年3月決算でも30%と高くはありません。
2018年3月決算で配当金が増加したのは、配当金の方針が変更されたからのようです。
配当性向も上昇傾向ですが、2018年3月決算でも30%と高くはありません。
2018年3月決算で配当金が増加したのは、配当金の方針が変更されたからのようです。
「2017年度から2019年度を対象期間とする中期経営戦略期間中の利益配分につきましては、当社連結業績の変動時においても安定的な配当を実施することを重視し、配当金額は1株当たり年間80円とし、連結配当性向が25%を下回る場合は、25%まで一時的な増配または自己株式の取得を行う方針としております。」「2018年3月期 決算短信」、5ページより引用。
次に、BSデータです。
総資産は停滞傾向ですが、純資産はやや増加傾向です。
株主資本比率も上昇傾向で、2018年3月決算では33%になりました。
4.CFデータ
次に、CFデータです。
営業CFは大きくプラス、投資CFはマイナス、財務CFはマイナスとなっております。
本業でお金を稼ぎ、投資や借金返済に回すという理想的な資金繰りと言えるのではないでしょうか。
2016年3月決算では財務CFが大きくマイナスとなっていますが、借入金の返済が原因です。
営業活動や投資活動の結果、887億円の収入となり、この収入を借入金の返済に充当したことなどにより、当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、1,204億円の支出(前期比782億円の支出増加)となりました。「平成28年3月期 決算短信」、5ページより引用。
2018年3月決算では、投資CFが大きくマイナスとなっていますが、設備投資が原因です。
「当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資に係る支出等により、839億円の支出(前期比574億円の支出増加)となりました。」2018年3月決算では営業CFが小さくなっており、フリーCFがマイナスとなっているのが気になるところです。「2018年3月期 決算短信」、5ページより引用。
5.まとめ
純利益は各年度の特殊要因により増減していますが、営業利益は増加傾向となっています。
配当金が大きく増加傾向ですが、配当性向は50%未満ですので、まだ増加する余地はありそうです。
また、2020年期末決算までは、1株当たり80円の配当を継続する方針のようなので、配当の安定性も期待できます。
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