節約と資産運用を考えるブログ

将来のために、節約と資産運用をはじめました。 まだまだ勉強中ですので、誤った情報があると思いますので、ご注意ください。

企業の財務諸表

日本経済に大きな影響を与える日本銀行。
日本銀行は株式会社ではないですが、財務諸表を作成しています。

この記事では、日本銀行の財務諸表をご紹介します。


1.PLデータ

まずは、PLデータです。
日本銀行PL

経常利益と純利益は2016年3月決算に減少し、その後は増加傾向です。
2018年3月決算で最も多い収益は「国債利息」で、経常収益の66%を占めています。




2.BSデータ

次に、BSデータです。
日本銀行BS

総資産は増加傾向です。
純資産は少なく、総資産に対する比率は1%未満です。

2018年3月決算で最も多い資産は「国債」で、総資産額の85%を占めています。
また、「信託財産株式」、「信託財産指数連動型上場投資信託」、「信託財産不動産投資信託」といった有価証券が17兆3,928億円計上されています。


上記3種類の資産の推移は、下記のようになっています。
日本銀行BS内訳
上場投資信託が急増しています。
日銀によるETF買い入れ額の増加がニュースになっていますが、その結果ですね。

この買い支えがなくなった場合、株式市場への影響がどうでるかは懸念事項です。





医薬品製造の企業は、製品開発までに時間がかかります。
しかし、開発に成功すると、特許や薬品売上の収入が継続するため、大きな利益が期待できます。

この記事で紹介するカイノスは、体外診断用医薬品の開発・販売を行っています。
体外診断用医薬品とは、病気などの診断をする際に使用する医薬品のようです。
患者の血液を採取し、体外診断用医薬品を使用して、病気の診断をするような感じでしょうか?




1.PLデータ

まずは、PLデータです。
カイノスPL

売上高は減少傾向です。
利益は2017年3月決算までは増加傾向でしたが、2018年3月決算では前期決算とやや減少傾向となりました。




2.配当データ

次に、配当データです。
カイノス配当

配当金は2015年3月に増加して以降は、12.5円を継続しています。
配当性向は10%台と低めです。



3.BSデータ

次に、BSデータです。
カイノスBS

総資産は停滞傾向で、純資産は増加傾向です。
そのため、株主資本比率は上昇傾向です。


4.CFデータ

次に、CFデータです。
カイノスCF

営業CFはプラス、投資CFはマイナス、財務CFはマイナスという傾向です。
本業でお金を稼ぎ、投資と借入金返済に回すという資金循環になっています。

2018年3月決算で投資CFが大きくマイナスとなっている要因を調べたいところです。
しかし、カイノスの決算短信にはCFの詳細がなかったので、不明でした。



5.まとめ

高齢化社会を迎える日本では、医薬品の需要は高まっていくと予想されます。
医薬品開発・販売を行うカイノスも売上が増加しています。

しかし、詳細な財務諸表が見つからなかったため、詳細は不明な点が多いです。
もし見つかりましたら、また追加情報をまとめようと思います。





2018年6月時点では配当利回りが4.2%となっている、UEXの財務データをご紹介します。
株式会社UEXは、ステンレス・チタン商社として活動しています。



1.PLデータ

まずは、PLデータです。
UEXPL

売上高・利益ともに、増加傾向です。
特に、2018年3月決算で急増しています。

売上高と営業利益が伸びている点からもわかるように、本業の成績が好調だったことが伺えます。
「2018年3月決算説明会資料」によると、ステンレス販売数量は5.6%増加、販売単価は7.5%上昇したようです。

ステンレス・チタンの市場が好調だったため、2018年3月決算は大きく成長しました。
今後どうなるかは、市場に依存する部分が大きそうでしょうか。
ステンレス・チタン市場の動向には詳しくないので、何とも言えませんが、
決算短信を見ると、2018年3月決算と同程度の利益を見込んでいます。
「親会社株主に帰属する当期純利益1,000~1,200百万円を予想しております」
「平成30年3月期 決算短信」、4ページより引用。




2.配当データ

次に、配当データです。
UEX配当

配当金は増減をしています。
2018年3月決算では31円に急増しました。

配当性向は2016年3月決算に純利益が減少したため、上昇しました。
しかし、その後は30%台に低下しました。

ÙEXでは連結配当性向30%程度を基準としているので、配当の継続性については利益次第となります。

「連結業績に応じた利益配分の指標としては、連結配当性向30%程度を基準としております。」
「平成30年3月期 決算短信」、4ページより引用。
今後のステンレス・チタン市場の動向がどうなるかですね。


3.BSデータ

次に、BSデータです。
UEXBS

総資産・純資産ともに増加傾向です。
株主資本比率もやや上昇しています。

2018年3月決算では、利益が大きく増えたこともあり、資産額も大きく増加しました。


4.CFデータ

次に、CFデータです。
UEXCF

営業CFはプラス、投資CFはマイナス、財務CFはマイナスという傾向です。
本業でお金を稼ぎ、投資と借金返済に充てるという資金繰りになっています。

2018年3月決算では財務CFのマイナスが大きくなっています。
これは借入金返済が原因のようです。
「財務活動によるキャッシュ・フローは、長短借入金の返済のよる支出などにより、1,824百万円の支出となりました。(前連結会計年度は177百万円の支出)。
「平成30年3月期 決算短信」、4ページより引用。

長短借入金が減少しているので、支払利息減少の効果が期待できます。



5.まとめ

ステンレス・チタン市場の好況を受けて、2018年3月決算では売上高と利益が大きく増加しました。
利益が増加したため、配当金も増加し、31円となりました。

決算短信では次年度も同程度の利益を見込んでおり、その通りになれば、配当金も維持される可能性が高いです。
しかし、現時点で配当方針である配当性向30%となっているため、利益が減少すれば減配の可能性が高いです。

結局、ステンレス・チタンの売上次第ということになります。





金融と技術を組み合わせた造語に、フィンテックがあります。
技術の進歩により、これまでとは異なる便利な金融サービスを提供する企業が増えてきました。

また、2017年に大きな注目を浴びたブロックチェーン。
将来の私たちの生活になくてはならない基礎技術になる可能性があります。

フィンテック、ブロックチェーン、人工知能など、注目すべき技術を扱う企業のひとつに、株式会社カイカがあります。

2018年6月時点での株価は55円ですので、単元数を購入しても5,500円です。
フィンテックやブロックチェーンは気になるので、少しだけ投資してみたいという方には良いのではないでしょうか。



1.PLデータ

まずは、PLデータです。
カイカPL

2015年10月決算までは赤字でしたが、2016年10月決算から黒字に転換しました。
この時期にカイカは大きな財務改善策を実行したようです。
「こうした状況の下、当社グループは、有利子負債の圧縮、金融機関との取引正常化、徹底した経費削減、資産の売却など、様々な財務改善策を着実に進めました。売却可能な事業子会社については既に売却が完了しており、残る子会社につきましても整理を進めております。」
「平成28年10月期 決算短信」、2ページより引用。
なお、以前は3月決算でしたが、2015年10月から10月決算に変更しています。


2.配当データ

次に、配当データです。
カイカ配当

配当はなしです。
利益も安定していないため、会社の成長に資金を使っている段階のようです。


3.BSデータ

次に、BSデータです。
カイカBS

2015年10月決算までは、総資産・純資産ともに減少しています。
財務改善策の実行により、2016年10月決算以降は財務状況が改善しています。



4.CFデータ

次に、CFデータです。
カイカCF

営業CF・投資CF・財務CFともに、変動が大きいです。
2017年10月決算では財務CFがプラスとなっていますが、株式発行による収入が原因のようです。
「主な増加要因としては、新株予約権の行使による株式の発行による収入2,715百万円などによるものであり、主な減少要因としては、長期借入金の返済による支出839百万円などによるものであります。」
「平成29年10月期 決算短信」、4ページより引用。
2015年に大きな財務改善策を実行しているため、2015年10月以前と2016年10月以降では分けてみたほうが良いかもしれません。


5.まとめ

フィンテック、ブロックチェーン、人工知能。
気になる技術を扱う企業です。

2015年の事業見直しにより、再出発した感じです。

売上や利益が今後どのようになるか。
配当が出せるようになるか。
まだまだ分かりませんが、5,500円と少額で投資できますので、上記の技術に投資したい場合は候補として検討してはいかがでしょうか。




分散投資を考えるとETFがおすすめで、個別株はリスクが高いと言われます。
しかし、個別株購入の魅力の一つが株主優待制度です。

株主に、自社製品詰め合わせや、割引券を送ってくれる会社が多く存在します。
特に使い勝手の良い優待は、クオカードです。
コンビニなどでお金の代わりに使えますので、配当金をもらっているのと同じような感覚です。

使い勝手ではクオカードに劣りますが、貰ってうれしい優待がカタログギフトです。
普段は買わないような食品など、何を注文しようか悩むのが楽しいですね。

本日ご紹介するコラボスは、2018年3月決算からカタログギフトの優待を新設しました。
優待新設のニュースが流れたときは、ストップ高となりましたが、現在の株価は低下してきています。
2018年6月時点の株価は1,000円程度であり、カタログギフトがもらえるのであれば、お得感があります。

カタログギフトほしさに、投資してもよいのでしょうか?
財務データで確認してみます。



1.PLデータ

まずは、PLデータです。
コラボスPL

売上高・利益ともに、増加傾向です。
設立は2001年と最近ですが、順調に成長しているようです。

なお、決算短信に記載されました「今後の見通し」によると、売上高が8.1%増、当期純利益が9.2%増を見込んでいるようです。




2.配当データ

次に、配当データです。
コラボス配当

配当金はゼロです。

株主優待制度は新設されましたので、次は配当金がいつから始まるかに注目です。
配当金が始まるニュースが流れたら、ストップ高が起きるかもしれませんね。



3.BSデータ

次に、BSデータです。
コラボスBS

総資産・純資産ともに増加傾向です。
株主資本比率は、ほぼ同じ水準で推移しており、2018年3月決算では74%です。
財務的な安定性は高そうです。


4.CFデータ

次に、CFデータです。
コラボスCF

営業CFはプラス、投資CFはマイナス、財務CFはマイナスという傾向です。
本業でお金を稼ぎ、投資と借金返済に充てるという資金繰りになっています。

2015年3月決算では財務CFが大きくプラスになっています。
これは、株式公開による収入が原因のようです。
「財務活動の結果得られた資金は、241,600千円(前事業年度は76,927千円の支出)となりました。この主な要因は、長期借入金の返済による支出が36,095千円あった一方で、株式公開に伴う株式発行による収入が319,179千円あったことによるものであります。
「平成27年3月期 決算短信」、4ページより引用。



5.まとめ

売上高と利益が増加を続けています。
BSもCFも安定した傾向を続けていますので、安定性は高そうです。

あとは、売上高と利益が今後も成長し続けるかがポイントです。

「3,000円のカタログギフトをもらうために10万円損した」ということがないように、慎重に見極めることが重要です。

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